【レストレスレッグ症候群】(通称:脚ムズムズ病/しゃっくり脚症候群)ですが、その非薬物療法についてもう少し情報を付け加えたいと思います。
レストレスレッグ症候群の非薬物療法
上記リンク先の記事で記した通り、非薬物療法としては、
●鉄分の補給
●禁煙、禁酒、カフェイン摂取の制限
●規則正しい生活(食事・運動・睡眠)
●原因となる基礎疾患の治療(二次性レストレスレッグ症候群・・・他の病気や妊娠が原因で起きるレストレスレッグ症候群・・・の場合)
が該当することを書きました。
今回はこの●鉄分の補給に着目したいと思います。
鉄分も奥が深い~フェリチンを摂ろう~
レストレスレッグ症候群の診断をするには、血液検査も検査の一部として行われます。
その際に注目されるのが血中の鉄分の量。鉄分は鉄分でも、その中の成分としてフェリチン定量などという名目で数値を出してくれる項目があります。
このフェリチンの量が大きく睡眠力に関わってくるのです。(要するに神経の接続を行うドパミンの分泌に大きく関わるということですね。)
サプリメントも出ているでしょうが、やっぱ摂れるなら食事から摂取するのが望ましいですよね。このフェリチンは一体何を食べれば摂取できるのか調べてみました。
何を食べればいいの?
フェリチン(鉄分)を多く含む食材を調べてみました。●肉類:豚・鳥・牛など、肉類のレバー・赤身の肉
・・・・「豚肉なんかに多く含んでいるので、豚肉を食べるといいですよ」と私は言われました。
●魚介類:牡蠣・しじみ・アサリなどの貝類やイワシ・煮干しなどの青魚
●野菜:ひじき、青のり、パセリ、ほうれん草、海藻類、大豆 など
こういった食材を普段の食生活に取り入れてゆくことで、血中のフェリチン定量がUPします。
どのくらいあればいい?
血液検査で男女によって基準値は異なっており、男性20~250ng/ml,女性10~80ng/mlがネットで調べた正常値でした。ただし、閉経後の女性は男性の正常値が基準に近くなるらしいです。
ちなみに私が受けた血液検査では女性「5~157ng/ml」が正常値と書かれていました。しかしながら、正常値ないであっても、高い睡眠力を保持するためには50ng/ml以上であることが望ましいとされている様子です。
鉄分豊富な食品を食卓に取り入れて、高い睡眠力で疲れを癒し元気に活動出来るというのは、本当に望ましいことですよね。私自身も睡眠力に着目して食生活にも気を配らねばと再認識しました。
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